ド−ピング

高校球児の夢 2005/03/29

 この夢を壊さないために

 高校野球の季節到来。甲子園では球児たちが熱戦を繰り広げている。29日現在、九州勢では創部2年で初出場の神村学園(鹿児島)が初勝利。沖縄尚学は猛打爆発だ、2度目の全国制覇なるか。慶応45年ぶりの8強進出など話題は尽きない。これからどのような熱戦を見せてくれるのか楽しみである。

 高校球児の夢は、あこがれのプロ野球選手になること、さらに大リ−ガ−を目指したいということは論を待たない。その大リ−グがド−ピング疑惑で揺れ続けている。何としたことか。

 1964年の東京オリンピックが我が国のアンチ・ドーピング元年。1985年我が国にアジアで最初の検査機関が設置されたが、それから20年も経っている。日本プロ野球組織は、やっと今季から薬物検査の実施を検討するとのこと、あまりに遅すぎる。それにたった一人と思いたいが、ド−ピング問題に無知な監督がいるとは、これまた情けない。

 ブッシュ米大統領は、「禁止薬物使用は、スポーツの栄光を損ねる。大リーグ機構と選手会が問題解決に力強く踏み込むことが重要だと信じる」とし、より厳しい規則の制定を勧告した。また、2004年1月の一般教書演説の中でも、薬物対策の重要性を訴えている。ひるがえって、我が国の総理大臣は?

 真剣に戦う高校球児の瞳は、キラキラと輝いている。その瞳の先に暗いド−ピングという闇があってはならない。日本プロ野球組織は厳格な規則を急いで制定すべきだ。

 明日30日は、日本対バーレーン戦。いまからドキドキして待っているが、 サッカ−選手は厳しいド−ピング検査を受けて戦っている。

  (Y.F)
<薬物検査>日本プロ野球組織 今季からの実施を検討

 日本プロ野球組織が、今季から薬物検査の実施を検討していることが18日分かった。大リーグでは、有名選手の薬物使用疑惑が社会問題化しており、根来泰周コミッショナーは「大リーグの問題は対岸の火事では済まされない。」と話した。禁止薬物のリストを作成し、労組日本プロ野球選手会の協力も取り付ける。
 3月18日 毎日新聞

薬物容認?バレンタイン監督

 ロッテのボビー・バレンタイン監督と楽天のマーティ・キーナートGMが24日、都内の日本外国人特派員協会で講演。話題が現在、米国で問題になっているステロイド(筋肉増強剤)使用に及ぶと同監督は声を荒げ「問題になっていることが理解できない。ステロイドとサプリメントは何が違うんだ?」
 米下院が公聴会を開くなど大リーグのみならず米スポーツ界全体を揺るがす問題。日米の球界で指揮をとったボビーの"薬物容認"発言に、会場に詰め掛けた外国人記者も一様にビックリ。
 3月25日 サンケイスポーツ